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工藤優彦(代々木ゼミナール西部本部長)
第08

派遣授業は救世主か

工藤優彦

(代々木ゼミナール西部本部長)

少子化時代の生徒募集における“即効性”ある対策の一つとして予備校講師による派遣授業を導入して進学実績の向上を図ろうという高校が急増している。確かに予備校講師は授業のプロであり、生徒の学力やモチベーションの向上に一定以上の成果は期待できる。しかしながら、予備校で行われている授業の“本質”への理解なしには、派遣授業を学校力の一部に取り込み、投資以上の効果を得ることはできない。双方の努力が報われる授業とするため、即効性という言葉の裏にある誤解を解き、あるべき授業の姿を捉えなおすことから、派遣授業の活かし方を考えてみたい。
●最新更新日 2007. 08 / 13
<目次>
0.真剣さがかみ合わない不思議
1.派遣授業のニーズが増えている背景
2.高校が派遣授業に期待するもの
3.大学入試問題の変質
4.予備校が基礎教育に力を入れる理由
5.誤解される「基礎」
6.なぜ「基礎」が欠けるのか
7.予備校の授業は、どうしてわかりやすいのか
8.派遣授業で何が変わるか
9.派遣授業で学ぶのは誰か
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