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鍋島史一(代々木ゼミナール教育総合研究所教員研修センター部長)
第14章

授業力向上のための組織的な取り組み(前編)

鍋島史一
(代々木ゼミナール教育総合研究所教員研修センター部長)

学力向上を図り、学校が掲げる大学進学実績の目標達成を目指して、全国各地で様々な改革が行われている。進学に特化したコースの設置やカリキュラムの改編など、枠組み作りは現実的に考えうるものはほぼ出尽くし、既に検証を経て取捨選択の段階に入ったといえる。しかしながら、教員の意識改革と組織的な授業力向上が図られず、プレーヤーたる教員の資質向上が実現していない学校では、せっかくの枠組み作りも初期の成果を上げるに至っていない。本稿では、授業力向上に焦点を当て、組織的な取り組みのあり方について考えてみることにする。

●最新更新日 2007. 12 / 01
<目次>
1.授業力向上を実現する「マネジメント」とその諸問題
2.なぜ、授業改善が必要なのか
■生徒が享受する利益
  ■教師にもたらされる利益

3.問題発見フェイズをいかに機能させるか

  ■授業見学などによる他者事例からの学びの限界
  ■研究授業などによる評価受容の落とし穴
  ■授業観共有のために(成果を得た事例紹介)
  ■観点ごとの「採点基準」を作る
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