受験期を迎えて現実的判断で選択した出願先に合格させることと、生徒一人ひとりの進学希望を実現させることは、本質的に異なります。入学から卒業までの期間を通じた計画的・段階的な指導を通じて"進学希望を作ること"にこそ、高等学校の進学指導の意義があります。全教員が目標を共有してスクラムを組み、進路と教科と学年が互いに支えあう―そんな進学指導を実現するために、学校に何ができて、また何をなすべきかをご一緒に考えてみたいと思います。本コラムは2010年冬に実施された管理職対象のセミナー「進学指導強化に向けた校内体制の再整備」の内容を文章にまとめたものです。全3回の小シリーズですが、ご参考にしていただければ幸甚です。
長年、教壇に立つ経験によって得られるものはたくさんあります。それによって授業の質がその分高まれば、本当に素晴らしいことです。しかし、なかなか思惑どおりに行かないのも現実ではないでしょうか。教える側がどんなに経験を積み、教え方が上手になったとしても、教わる側の生徒に学ぶ意欲がなければ意味がありません。逆に、生徒たちが自ら進んで学ぼうという姿勢になれば、半分以上は成功したようなものです。きちんと準備をして一生懸命にやったつもりなのに、生徒たちの反応が今一つという経験はないでしょうか。教える側にとって永遠のテーマとも思われる「意欲」について考えてみたいと思います。
この度は、2011年、夏期教員研修セミナーにご参加いただきまして、誠にありがとうございました。今回は大阪南校にて、理系数学の指導法について、サピックス代ゼミグループの一講師としての見解を、お話しさせていただきました。受験数学指導について、教育産業(サービス業)としての観点から、個人的方法論の概略を以下に述べさせていただきます。
2011年春期に「学習指導スキル研修プログラム」、また教員研修スペシャルイベント「模試の答案分析に基づく合格指導法研究」を担当しました。数学講師の吉田克俊です。スキル研修プログラムに参加して下さった先生方には模擬授業などの面でいろいろと協力いただき感謝しております。他の先生方の模擬授業を見る機会は、大変貴重な経験であったと思います。私自身が感じたことは、“学校の先生方は教科書を中心にした日常の授業を丁寧に工夫して教えられている” ということと、“我々予備校講師は限られた時間の中で優先順位の高い情報を詰め込むような授業を行っている”ということでした。それぞれに長所・短所があると思いますが、お互いにプラスになることであれば授業力向上にどんどん取り入れられたらよいのではないかと思います。今回はいくつかのテーマについて、改めて私の考え方を書いてみたいと思います。
平成22年6月、校内の教員研修等を担当される先生向けに「校内教員研修の企画と実施」というテーマの講演を行いました。本コラムでは、セミナーの内容を文章として再現いたします。公私立を問わず、授業の質向上をマネジメントマターと捉え、その実現のために効果的な教員研修のあり方を追究する学校が増加してきています。一方で、先生方はこれまで以上に多忙となり、日々の校務に加えた大がかりな取り組みを行うことが困難になってきているということも事実です。こうした視点に立ち、平易ながらも有効な校内研修のあり方について検討を行いました。後編では、考査問題スキルを向上させるための研修について述べます。具体的に考査とは何かということから出発し、それに合わせてよい考査とは何かということを定義していきます。
平成22年6月、校内の教員研修等を担当される先生向けに「校内教員研修の企画と実施」というテーマの講演を行いました。本コラムでは、セミナーの内容を文章として再現いたします。公私立を問わず、授業の質向上をマネジメントマターと捉え、その実現のために効果的な教員研修のあり方を追究する学校が増加してきています。一方で、先生方はこれまで以上に多忙となり、日々の校務に加えた大がかりな取り組みを行うことが困難になってきているということも事実です。こうした視点に立ち、平易ながらも有効な校内研修のあり方について検討を行いました。まず前編では、主として授業研究の考え方とあり方について掘り下げます。
みなさん、こんにちは。今回は、2011年5月29日に行われた「教員研修スペシャルイベント2011 模試の答案分析に基づく合格指導法研究」のアンケート質問をベースに、日頃私の考えていることを思いついたまま語ろうと思います。ただ漫然と述べるのもどうかと思い、Q&Aの形式で行ってみたいと思います。
文法を指導するにあたっての、姿勢、注意点について述べてみます。生徒は言語学習の動機をしっかりと認識した上で、学習に取り組むべきであると考えます。文法はつらく厳しい学習に耐えるうえで、重要な働きをしているはずです。現在、文法が抱える問題点を捉え、どう指導するか。具体的には、時制と相を扱い、誤りを導く指導との差を提示します。
2011年3月27日、大阪南校にて授業法研究ワンデイ特別セミナー「漢文」を講じました。私自身、漢文講師でありながら「漢文では受講される先生方が少ないのでは…」と悲観的だったのですが、非常に多くの先生方にご参加いただき、長時間にもかかわらず熱心にお聞きいただきました。改めて御礼申し上げます。本稿では、その際に頂戴したアンケートをもとに、私が漢文を教える際に基本としている考え方を記します。ご承知のことも多いかと思いますが、ご一読下されば幸甚です。
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